back number



Sitemap | Profile | タグ一覧
最近の更新
ドライランのありがたみを改めて知る
2024/04/04
伊豆半島
2024/03/31
お出かけチェックリスト
2024/03/29
Ruby
2024/03/27
Kubernetes
2024/03/22
音楽データをDisplayAudioで聞く
2024/03/09
Redmine
2024/02/05
git
2024/02/02
経済
2024/01/08
どうする家康
2023/12/17
MX-Linux
2023/11/06
國體関連学-休学のご連絡
2023/08/13
Debian
2023/08/02
CentOS
2023/06/13
Dell-XPS13
2023/05/23
ベルト
2023/05/18
SourceForge
2023/04/17
確定申告
2023/02/19
さらば「まぐまぐ」
2023/01/09
風猷縄学
2022/11/23


[-] 1. ハッピーエンド

「青いまま枯れてゆく」

この言葉が心に突き刺さり、僕にとって忘れられない一曲となった。

色々な解釈があるみたいだけど、僕はタイムスリップものはもう うんざり卒業なので、日常の延長線上の切なさ、と捉えたい。

また、若くしての死を連想してしまうフレーズと捉えることもできそうだし、 そう捉えて歌全体の切なさを解釈することもできそうだけど、 僕にとって死はもっと重いものなので、 死とは異なるものと捉えたいのだった。

日常の延長線上の切なさの中にも、 ボーカルの人が言われていた「失恋の熱量」は誰にでもあると思う。

そんな観点から、この歌にどういった意味が込められているのか考えてみた。

[-] 1.1. イントロは、気丈な明るい別れ

美しいイントロと静かな出だし

さよならが喉の奥につっかえてしまって
咳をするみたいにありがとうって言ったの
次の言葉はどこかとポケットを探しても
見つかるのはあなたを好きな私だけ

好きなのに自分から別れようとするのはどういった状況だろうか。

ジョージ秋山氏の「浮浪雲」の中で、幼なじみにわざと嫌われるようなことをして 別れ、孤独の中に大志を抱いて故郷を出る少年の回があった。

ふと、その回を連想したのだった。

[-] 1.2. 「青いまま枯れてゆく…」

印象的なこのフレーズ。

青春の真っ只中、この恋を最後のものとして別れ生きていく 女性を歌った情景だと僕は思った。続く

あなたを好きなままで消えていく

でもそう思えるのだった。決して死ではないし、タイムスリップでもなく。

私みたいと手に取って
奥にあった想いと一所に握り潰したの

ここがよく分からなく、

  1. http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12165910602 とか
  2. http://kansai-band-osaka.seesaa.net/article/happyend-kashi-imi.html

とかで皆さんの解釈を読ませて頂いた。

たぶん 2. さんの解釈が正解なのかもしれないけど、 僕的にはちょっとつまらない^_^;。 なぜなら、僕は「青いまま枯れてゆく」とは彼女自身の心と解釈しているから。

なので、「青いまま枯れてゆく」は、枯れた葉と自分自身の ダブルミーニングなのかな、と。

青いまま枯れてゆく(私の心)
あなたを好きなままで消えていく
(この枯れた葉は)私みたい、と手に取って
奥にあった想いと一所に握り潰したの

…と言うことかな、と。

[-] 1.3. 「あなたを好きなままで消えていく…」

で、なぜ彼女は好きなまま消えていく必要があったか…。 タイムスリップでもなく・彼女自身の短命でもない状況で(しつこい)。

これは、彼女から彼への短い恋の終わり。

彼が「もう終わりにしよう」と言ったのか、 彼女が何らかの理由でどこかに去らざるを得なかったのか。

[-] 1.4. タイトルと内容の矛盾

そう考えると、「ハッピーエンド」と言うタイトルも、 皮肉でも矛盾でもなく、何とか理解出来る、と言うもの。

彼女は美しい引き際を作りたかったんだ、と。

ぐちゃぐちゃでどろどろの恋愛劇で終わりたくなかったんだ、と。

それがハッピーエンドなんだ、と(´;ω;`)






Generated by juli 2.3.2